さて、すっかり時間が空いてしまいましたが、引き続き環境構築のお話です。
今回は、androidのエミュレータを起動するためにAVD(Android Virtual Device)を作成します。
eclipseのメニューの「ウインドウ」→「Android SDK および AVD マネージャー」を選択し、「Android SDK and AVD Manager」ウインドウを表示します。
そして、左側の「Virtual Devices」を選択した状態で「新規」ボタンをクリックすると「create new AVD」ウインドウが開くので、
name:適当な名前(ここではAndroid-2.2)
target:作成するAVDのVersion(ここではAndroid 2.2 を選択)
SD Card:作成するAVDに挿入されるSDカードの容量(ここでは2048MBを入力)
snapshot:終了時の状態を保持しておき、次回起動時に前回終了状態から開始する(ここではチェック)
Skin:端末のサイズ(ここではDefault(WVGA800)を選択)
ハードウェア:追加のプロパティ値を設定したい場合使用します(ここではデフォルトのまま)
※ 「Device ram size」でメモリが設定できますので必要であれば指定します。GALAXY Sを想定する場合「512」です。
上記設定が出来たら「Create AVD」ボタンを押します。
確認メッセージが表示されるので「OK」を押します。すると「Android SDK および AVD マネージャー」の一覧に先ほど作成したAVDが追加されます。
これで、Android2.2 のAVDが使用できる状態になりました。
最新のAndroid SDK を取得した場合、Android3.0まで作成することが可能です。
その際、AVDを作成するときに選んだAndroidのVersionによっては、さらにオプションを選択できたりするものもありますが、特殊なことをするのでなければ、基本的にはデフォルト設定でも問題ないでしょう。