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暗号技術入門07 一方向ハッシュ関数

担当:野田

アジェンダ

  • 一方向ハッシュ関数とは
  • 一方向ハッシュ関数の性質
  • 一方向ハッシュ関数の応用例
  • 一方向ハッシュ関数の紹介

一方向ハッシュ関数とは

バイナリによる正真性確認

ファイルが巨大!なものだったら?
* コピー
* 保管
* 比較
時間がかかる

入力 (メッセージ)、出力 (ハッシュ値)

ハッシュ値の計算

一方向ハッシュ関数の性質

  1. 任意長のメッセージから固定長のハッシュ値を計算する
  2. ハッシュ値を高速に計算できる
  3. メッセージが異なればハッシュ値も異なる

一方向ハッシュ関数の性質 – 衝突

一方向ハッシュ関数の性質 – 弱衝突耐性

一方向ハッシュ関数の性質 – 強衝突耐性

一方向ハッシュ関数の性質 – 一方向性

一方向ハッシュ関数の応用例

  • パスワードを元にした暗号化
  • メッセージ認証コード
  • デジタル署名
  • 擬似乱数生成器
  • ワンタイムパスワード

一方向ハッシュ関数の紹介


一方向ハッシュ関数では、改ざんを検出できるが、なりすましは検出できない。

参考書籍

結城浩(2015)『暗号技術入門 第3版 秘密の国のアリス』SB Creative 446pp.
ISBN978-4-7973-8222-8
第7章 一方向ハッシュ関数(p170-p203)

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